パソナ1200人淡路島移転のニュースは中々インパクトのあるニュースでした。一方で最近よく目にする三井不動産の”カラフルワークプロジェクト”ではオフィスは「人と人のコミュニケーションが化学反応を起こし、文化を作る」的なオフィスの必要性を啓蒙するようなCMも流されており、オフィスの要・不要論の駆け引きと啓蒙合戦が行われているようにも感じます。

確かに東京のオフィス賃料は高額であるため、コロナ前より在宅勤務が実施されていた企業ではBCP(Business Continuity Planning/災害等のリスク時でもビジネスを継続させる計画)の観点から拠点の分散等は検討はされており、今回のコロナで動きが加速したものだと思います。

個人的には今後の東京オフィス事情は1つの企業が保有するフロアー面積は減少又は廃止して、東京近郊のシェアオフィス(埼玉、千葉、神奈川)と契約する等で社員が働きやすいロケーションで勤務したり在宅勤務するのが当たり前な社会になるのではと想像します。

いよいよ、私のような昭和生まれのサラリーマン達が信じてきた”直接会って話さないと心が伝わらない”とか、全員を集めて意味不明な定例の報告会議で仕事したつもりになるような生産性の低い働き方は日本から排除されていくのでしょう。。。


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