老後2000万問題は怪しい！

銀行のホームページでは「老後2000万円問題は、ある一定の前提のもと算出されているためすべての方に当てはまるものではありません。しかし、豊かな老後生活のためには老後資金は多いほうが良いのも確かです」などと貯蓄を煽ってきます。FP（ファイナンシャルプランナー）への相談コーナーでも「今の生活水準を維持するためには・・・リタイアまで数千万不足です」などの表現がされたりします。

私はこの”豊かな老後生活”とは何？という疑問を昔から感じています。私の場合は歳を重ねる毎に物欲や食欲が低下している実感があります。このまま75歳、85歳と生き延びた場合は更にこの欲望曲線（係数）は低下することは目に見えてますし、私の親を見ていても、年齢とともに行動範囲は狭まり、外出することも極端に減っています。医療費は多少増えるかもしれませんが、日本では高い健康保険を払っています。つまり、お金はタイミングを逃さないように適材適所で使うべきだと思っています。

国や銀行は苦労して貯めた資産を抱きしめたまま私たちがこの世から去るのを望んでいるようなので、まんまと騙されないようにしたいものです。また、欲望低下係数も計算に組み込んでから再報告をお願いしたいものです。。。


Steve BuissinneによるPixabayからの画像

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