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人生の終点に向かっての過ごし方 [その他]

先月、実家に帰省しました。久しぶりに時間をかけて近所を散歩していて感じた事は全てが小さく見えるという事で、自分が幼少期から学生時代を過ごした近所の道路や家のサイズや規模感が頭の中の記憶と乖離しており「こんなに小さかった?こんなに近かった」と感じてしまう感覚です。皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか?

人は幼少期の狭い活動エリアから、学生、社会人と年齢を重ねるとともに活動領域を拡大していきます。私もエリア拡大のピークは20代で弾丸トラベルのような格安ツアーで海外や週末の深夜発のスキーバスツアー参加などにも頻繁行っておりました。そして30~40代は転勤で全国各地に赴任し、出張も多かったのですが、旅行は準備が面倒だしテロも怖いしなどとの理由を付けて海外旅行は避けるようになり、旅行は行ったとしても国内に留まるようになりました。

そして、実家の80代後半の父の活動範囲は近所のスーパーまでで、旅行などにも行きません。人は活動の膨張期から加齢とともに活動範囲が収縮期へ移行し、萎み切ったところで最後はこの世から去っていくものなのかなぁと考えてしまいました。自分が膨張期のピークが過ぎた事は自覚していますが、まだ少しばかりの気力と体力を保持できている50代を仕事メインの生き方からは離脱して途中下車をした者として、人生で一度きりの50代の今と時間の大切さを気付かされた帰省となりました。

watches-1204696_640.jpgCouleurによるPixabayからの画像
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