自分に絶対的な価値基準はあるのか？

リタイア後は時間に余裕があるので、いろいろな事に思いを巡らせる機会が増えました。

今の自分はサラリーマン時代と比較して幸せなのだろうか？　仕事を続けている同僚と自分はどちらが幸せなのだろうか？といった相対的な比較。そんなことを考えながら、過去の自分や他人との比較でしか現在の自分の幸せ度を評価できないという、自分の絶対的な価値基準の無さに気付かされます。

多くの人は優越感と劣等感の感情を巧みに利用され、学生の頃よりサラリーマン時代まで常に相対的な自分の位置を常に確認することを刷り込まれ、一喜一憂しながら競争させられているのではないでしょうか？（自分が辛い時はネットで自分より不幸な人を見て精神を安定させるとか。。。）悲しいかなこれも人間の根源的なエネルギーの源でもありますが。

今回のリタイアを機に自分の絶対的な価値基準を明確にして軸がブレないような人間を目指せればと思います。これが精神的にも安定する事に繋がると思います。全ては自分の心の持ちようですね。


John HainによるPixabayからの画像