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ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用について [時事問題]

最近はジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用について語られる記事が増えていますが、私の場合は外資系企業でしたが、正にメンバーシップ型雇用を体現するかのように30年間部署異動を繰り返し、晩年は管理職という何がスキルなのか説明が難しい究極のジェネラリストでした。

日本型の終身雇用を前提とした場合は人の能力の高低にかかわらず10年も仕事をしていればその業界では一定の知識とスキルは身に付きます。ここからの差はプレゼンスキル、社内調整力、リーダーシップ、経験などといった専門性以外の付加価値のようなもので序列が決まっていきます。唯一、客観的に判断ができる英語ができないと中高年は更に昇進、転職も致命的です(特に外資系企業の場合)。

このようなジェネラリストの末路は所属していた会社以外では役に立たない人材となり、会社の経営が傾くと脱出もできずに会社と運命を共にするしか選択肢がないといった事態に陥るわけです。

一方でジョブ型雇用の場合は年齢等に関係なく、ジョブディスクリプションで示されいる専門性があるか否かなので転職市場等の流動性は上がりますがサラリーが安定して右肩に上がる保障は無いわけでこれもシビアな社会だと思います。

どちらの社会が心地良いのか分かりませんが、大学では何も学ばずに社会人となり年功序列のエスカレーターで定年を迎えるような道は既に存在していないようです。。。

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athree23によるPixabayからの画像


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