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早期リタイア生活はサラリーマン生活より幸せでなくてはならないのか? [早期リタイアを考える]

早期リタイアを実現した人(私自身も)は実現するためにとったリスク、例えば安定した収入の放棄、自ら時間を割いて勉強、努力して稼いだ投資、節約生活等で支払った代償があるために、比較対象のサラリーマンを継続する生活よりも充実しており幸せでなければならないという強迫観念に近いものがあるのではないかと感じる事があります。

社会ではこのような事例が沢山あります。転職する人 vs 会社に留まる人、結婚する人 vs 結婚しない人、子供がいる人 vs 子供がいない人。 これらは各人が強制されることなく選択しているもので、どちらかの選択肢が必ず優位にあるものでもなくマウントを取り合うものでもないはずです。また、自分が何処に所属するかによっても考え方は変わってくるものです。

私のような早期リタイア初心者が陥りやすい感覚なのかもしれません。ベテランの皆さんは既に悟りの境地へ到達された方も多いのかもしれません。

今後はサラリーマン時代に比較して早期リタイア生活は「充実してる」、「充実しているに違いない」、「充実していて欲しい」的な思考は排除して、どちらの選択でも優劣はなしであり「リタイア生活も充実している時もあれば、していない時もある」と当たり前に考えた方が楽になりそうです。

でも、肌艶は良くなったし、ストレスでお腹も下らなくなったし。。。思い込みによるプラセボ効果は絶大のようです[わーい(嬉しい顔)]

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Gino CrescoliによるPixabayからの画像


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50代早期リタイアしたオジサンあるある① [早期リタイアを考える]

50代で早期退職を会社の早期退職制度やリストラを契機にアーリー/セミリタイア業界にデビューすることになるオジサン(私の事)の生態は興味深いものがあります。私自身もサラリーマン時代からセミリタイアブログ系を読み漁り、勇気付けられた一人です。

【退職~1ヶ月】
①サラリーマンの代名詞であるスーツという重武装からポロシャツ・ジーンズ姿で平日も外出しなくてはならず、ドラクエで経験値を積んだにもかかわらず皮の鎧を着せられているような不安で地下鉄の車内でも違和感を感じ、仕事をしているサラリーマンを目にすると何故か委縮してしまう。5回も外出すれば誰も自分の事なんか見ていないという当たり前の事に気付く。。。

②自分の居場所探しで図書館やドトール巡りをし始めると世の中には定年退職者も含めて居場所を探して放浪している中高年~老人がいることを再認識する。自分と同じ年代で同じような境遇をサーチする能力も研ぎ澄まされ、勝手に戦友扱いする。

③社会に貢献するためにボランティアやNPO法人で何か貢献できないか考えてみるが、自分のサラリーマン時代の知識・経験では大した貢献できない事を理解する。そして、この程度の浅はかな考えでの社会貢献とは自己満足に過ぎないのではないかと考えて諦める。

親しかった同僚との飲み会では、”自由を謳歌している”風に語るが、実は皮の鎧が不安でしかない。

という事で会社の肩書と地位を失ったサラリーマンの悲哀(初級編)でした。

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Free-PhotosによるPixabayからの画像


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早期リタイアは考えた時から歯車は回り始める [早期リタイアを考える]

アーリーリタイア、セミリタイアを計画して実行した人は、当然の事ながら予期せぬ失業者ではないと思います。

私自身を振り返ると40代になった頃より会社の業績が悪い訳ではないのに定期的なリストラが開始されるようになり、この頃より会社と自分の関係をドライに考えるようになったように思います。また、自分自身の早期リタイアも漠然と考え始める事になります。

40代後半ではリタイア計画の精度が上がってきて、「このままリタイアしても大丈夫かもしれない」と徐々に確信するようになります。私の場合は50代前半で早期退職制度を利用して退職し同業他社への転職をしますが、2年弱で完全リタイアを決断することになりました。

振り返って考えてみると私は40代後半に具体的なリタイアの計画を始めた頃よりリタイアへの歯車は回り始めたと感じています。しかし、この目的達成への歯車が回り始めたことで会社での自分の振る舞いや仕事に対する考え方も変化したのではないかと最近になって感じる事があります。

つまり、無意識のちうに自分自身が会社を辞める、辞めたいと思う方向へ自身の考えを誘導し、リタイアの理由を探していたのではないかと。。。このように考えると、この時期に私と関係した上司、同僚、部下の中には迷惑をかけた人も多数いるのではと少々後悔しています。

アーリーリタイア、セミリタイアを計画する事は悪ではないと思いますが、既に歯車が回り始めた方は負の側面が副作用として出ていないか考えてみてはいかがでしょうか?
やはり、「立つ鳥跡を濁さず」が正解ですよね。

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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サラリーマンは9BOXで査定されている [早期リタイアを考える]

相変わらずアフターコロナでの中高年のリストラ(コロナ前からですが。。。)の話題が花盛りで、本当に中高年サラリーマン受難の時代だと思います。

9ボックスや9ブロックという言葉を聞いた事がある方も多いと思います。9ボックスとは人事や上長が従業員を査定する時に使われる一般的なツールです。縦軸にポテンシャル、横軸が実績の評価(過去3年以内とか)を入れて社員がどのボックスにいるか査定するという恐ろしい代物です(本人には開示されない)。

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縦軸のポテンシャル、伸びしろ、将来性はかなり主観的な指標ですが、年齢(同じポジションに留まっている年数)、特別なスキル(高度な専門性、語学等)で評価することが多いようです(会社によって項目は違うと思います)。私の記憶では50歳代では真ん中(コア社員)でいられる人は殆どいなかったと思います。管理職として査定していた私自身もほぼミスマッチ社員に半分足を入れていることは間違いありませんでした。

サラリーマン時代を思い出して書いてみましたが、やはり人格まで否定されるようで殺伐としてますね。。。会社が何を考えているか知る事も大事なことです。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です!

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mohamed HassanによるPixabayからの画像
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50代年功序列賃金の罪 [早期リタイアを考える]

先日、以前の会社の同僚に誘われてリモート飲み会をしました。話は必然的にリタイアの年齢の話になりましたが自分と同じ50代のサラリーマンの厳しさをあらためて感じました。

国は中高年には65歳、70歳までの現役を求めますが、日本の場合はどんな革新的な会社ですら、過去からの賃金体系の流れがあるために緩やかな年功序列賃金は存在していると思います。この制度が存在する限り、能力の伸びしろが頭打ちな50代のサラリーマンにとっては会社にとっては賃金とパフォーマンスのギャップが拡大し続ける人材に他なりません(55歳や60歳で役職定年はありますが)。しかし、この年代が教育費等で出費が多くなる年代でもあります。

日本の企業もグローバルで戦っていくためには労働生産性を上げなくてはならないという話も分かりますが、国や会社もリストラ以外の解決策を考えないと慢性的な50代切りは続くのではないでしょうか?
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Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
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